研究課題/領域番号 |
24K04367
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03060:文化財科学関連
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
田端 正明 佐賀大学, 理工学部, 客員研究員 (40039285)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 磁器 / 有田焼 / 起源 / 胎土組成 / シンクロトロン |
研究開始時の研究の概要 |
日本における磁器製作は、金ヶ江三兵衛(通称:李参平)が泉山で陶石を発見し、有田の白川・天狗谷窯跡で創始したと考えられてきた。しかし、泉山発見以前にすでに別の原料を用いて、有田西部の窯場で始まったとも考えられている。本研究ではそのことを確証するために、天狗谷から出土した磁器と泉山陶石の組成ならびに天狗谷窯よりも以前の窯跡から出土した磁器とその原料と予想されている龍門陶石の組成をシンクロトロン光での蛍光X線分析により決定する。そして、磁器の胎土組成を難溶性元素について比較する。それを基に、天狗谷と泉山陶石、それ以前の窯跡から出土した磁器と龍門陶石の違いから、日本における磁器製作の起源を推察する。
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