研究課題/領域番号 |
24K04380
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03070:博物館学関連
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
山下 由美 福島大学, 共生システム理工学類, 客員准教授 (30792543)
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研究分担者 |
兼子 伸吾 福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (30635983)
遊川 知久 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, グループ長 (50280524)
辻田 有紀 佐賀大学, 農学部, 准教授 (80522523)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ラン科植物 / 食害昆虫 / 植物標本 / 集団遺伝学 / 博物館資料 |
研究開始時の研究の概要 |
押し葉標本は植物の形質・分布の時空間による変動把握に不可欠な情報源であることに加え、標本に残存する寄生昆虫の分布変遷の検証や系統地理学的研究に役立つ可能性がある。申請者らは押し葉標本を用いて、ラン科植物の果実に寄生して種子生産を阻害するランミモグリバエ寄生の時空間解析を行い、標本に残された蛹のDNAから、本種が約100年前から現在まで地域に関わらず寄生していたことを明らかにした。本研究では、押し葉標本に残された蛹の時系列サンプルと現在の野外集団のDNAを用いた集団遺伝解析を行い、本昆虫の被害拡大原因が海外からの移入集団や在来特定系統の拡大によるものかを特定し、保全施策への寄与を目指す。
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