研究課題
基盤研究(C)
本研究は、知的障害の子どもたちの博物館体験の価値を幸福感という観点で示すことにより、当事者とそれを支える人たちの博物館利用の意欲を引き出し、多様な人たちを包摂する博物館の進展を目指すものである。当該の子どもたちは博物館を堅苦しい場所と捉えて親しみをあまり持っていないため、博物館体験の楽しさが伝わるwebコンテンツを作成し、それをもとに博物館の実地とアウトリーチの体験を推し進め、この体験を幸福感の尺度で調査検証し、知的障害の子どもたちの博物館体験を価値づけていく。