研究課題
基盤研究(C)
金属板に物体構造を細密立体転写する技術”衝撃成形”によるレプリカ標本は、触察つまり手で触れて得られる情報量に富み、耐久性も高く、ハンズオン展示資料の製作に適している。脆弱な資料を金属に転写できるため、トンボや蝶などの繊細な翅構造を触察可能なハンズオン資料とすることができる。本研究は、乾燥した脆弱な昆虫標本を、精密かつ強固な昆虫レプリカ標本としハンズオンに活用するための衝撃成形製作条件の確立を目指す。