研究課題/領域番号 |
24K04406
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分04010:地理学関連
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
藁谷 哲也 日本大学, 文理学部, 教授 (30201271)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 熱風化 / シーティング / 応力開放 / 岩盤崩落 / 熱サイクル |
研究開始時の研究の概要 |
岩石の熱による風化作用は熱風化と呼ばれる。しかし,日射による岩石の熱破砕については疑義もあり,地形学ではこれまで統一的理解が得られていない。申請者はアコースティックエミッション(AE)法を利用し,100℃以下の低温で熱サイクルを被る岩石試料に発生したAEを捉え,破砕の前駆となるマイクロクラックの形成を捉えた。そこでこの研究では,AE法を野外の岩盤に適用し,岩盤の温度や変位とともに岩盤崩落にかかわる節理の変化を捉え,日射と岩盤崩落とを関連付けて分析することにした。岩盤の日射による熱サイクルと熱破砕を野外で捉えるという試みは,岩石の日射による熱破砕の再考に結び付くと期待している。
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