携帯電話人口統計を用いた災害による人口時空間分布変化分析手法の構築

• 研究課題/領域番号: 24K04408
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分04010:地理学関連
• 研究機関: 地方独立行政法人北海道立総合研究機構
• 研究代表者: 小野塚 仁海 地方独立行政法人北海道立総合研究機構, 建築研究本部 北方建築総合研究所, 研究職員 (60910924)
• 研究分担者: 橋本 雄一 北海道大学, 文学研究院, 教授 (90250399)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 携帯電話人口統計 / 時空間分布 / 災害脆弱性 / 避難行動

研究開始時の研究の概要

本研究は、携帯電話人口統計を用いた災害の影響の時空間的特徴の分析のため、地理学的手法とビッグデータ活用で先進的な分野の手法を統合した手法を構築し、災害発生後に生じる人口分布の変化の特徴を時空間的に明らかにすることを目的とする。
研究では、「動画像異常検出」「マルチスペクトル画像活用」「自然言語処理」の手法について空間的自己相関や空間的相互作用などの地理的概念を組み込み、これを携帯電話人口統計に適用する。さらに、過去の災害時における携帯電話人口統計データを用い、災害による人口分布への影響と都市構造や被害状況などとの関係について明らかにする。