研究課題
基盤研究(C)
本研究では、様々なアクターが繰り返し取引した結果のフィードバックとして創出される制度(ルール・規範)が、様々な取引に経路依存的に影響を与えるという、「ゲーム理論的な制度」を分析概念として大阪市と横浜市の戦後を対象に比較しながら都市誌を記述する。特に当該都市において最も安定したアクターである行政を中心に、地域で創出された特有の制度が様々な政策・社会運動・業界などに影響を与えることを重視する。