研究課題/領域番号 |
24K04473
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分04030:文化人類学および民俗学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
中空 萌 広島大学, 人間社会科学研究科(国), 准教授 (60790706)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 自然の権利 / 法人類学 / 科学技術社会論 / インド / 奄美大島 |
研究開始時の研究の概要 |
気候危機や生物多様性の喪失が叫ばれる中、「自然の権利」、つまり川や動物など人間以外の存在に法的な人格を認める訴訟や立法が環境法分野でグローバルな潮流となっている。本研究は、インドのガンジス川と日本のアマミノクロウサギの「自然の権利」訴訟を往復しながら、両者の関係の中で「法の生成の民族誌」を描くことを通じて、現代に立ち現れる「自然の法則」と「人間の法」の関係の固有の形式を明らかにすることを目指す。さらにその中で「人間の価値」や「正義」がいかに再定義されているのか、マルチスピーシーズ民族誌、「法的主体」をめぐる法学、法哲学、環境倫理学との批判的対話を通じて考察する。
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