研究課題/領域番号 |
24K04487
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分04030:文化人類学および民俗学関連
|
研究機関 | 滋賀県立琵琶湖博物館 |
研究代表者 |
辻川 智代 滋賀県立琵琶湖博物館, 研究部, 特別研究員 (70443463)
|
研究分担者 |
加藤 秀雄 滋賀県立琵琶湖博物館, 研究部, 学芸員 (10868871)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 広葉樹利用 / 民俗誌 |
研究開始時の研究の概要 |
滋賀県長浜市に伝わる小原籠はイタヤカエデなどの広葉樹を利用して作る籠で、籠の一般的素材である竹が生育しない高地・寒冷地でしか見られない貴重な民俗技術である。しかし、近年は製作者の高齢化や材料入手が困難であるといった課題をかかえ、技術伝承が危ぶまれる状況が続いている。 そこで本研究では、広葉樹利用が盛んであった他地域の山間部で調査を行い、その利用の歴史と現状を民俗誌として描き出すことを目指す。これにより近年の山の過少利用が、人びとの生活にどのような影響を及ぼしているかが明らかとなり、現代的な課題になっている山と人の適切な関係をめぐる議論にも接続される成果が得られると期待できる。
|