研究課題
基盤研究(C)
本研究は、法的な意味において「合理的な立法」とはいかなるものかを探究するものである。「立法の合理性」について立法の質を図る指標としての「合理性」概念の彫琢を図り、憲法上の根拠を明確にした上で法学的、規範的な基礎付けを行うことを目的としている。そして、その基礎付けを立脚点として、立法過程及び裁判所における違憲審査における憲法の観点からの立法者の統制の在り方について考察する。