研究課題/領域番号 |
24K04540
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分05020:公法学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
中嶋 直木 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(法), 准教授 (20733992)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 自治権 / 「基本権」としての財産権 / 非「基本権」的財産権 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、自治体の非基本権的「財産権」侵害の主張可能性を検討するものである。そこで、議論の蓄積のある現代ドイツ法理論を参照する。第1に、自治体が主張可能な「財産権」と「自治権」との守備範囲を個別法律上の解釈から明確にしつつ自治体の「財産権」の根拠づけを明らかにする。第2に、私人の基本権としての「財産権」と自治体の個別法律上根拠づけられる「財産権」の保護水準の違いを明らかにする。これらは、ドイツの連邦行政裁判所の判例や州レベルの判例を見直すことで、上記のような自治体の「財産権」侵害の守備範囲と保護水準を明らかにし、我が国の議論の参考とする。
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