研究課題
基盤研究(C)
官公需と民需との相違を意識しつつ、同法の制定史(独占禁止法の建設業法への接近等)、関連する諸法令(公共工事品質確保法等)との整合性、外国法(米国Davis-Bacon Act 等)との比較といった観点からの多角的検討を行うことで、予定されている法改正後の問題点や課題を考察、検討し、その法理の精緻化を目指すとともに各種運用ガイドラインの作成等、法実務上の有益な材料を提供する。前半においては、文献調査と国内ヒアリングを中心に論点の洗い出し、関連情報の整理等を行い、後半においては海外調査を交えながら、改正建設業法の運用面への示唆、将来にわたる更なる立法論を展開する。