重大な人権侵害に対する司法的救済の諸相

• 研究課題/領域番号: 24K04557
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分05030:国際法学関連
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 岩本 禎之 (李禎之) 岡山大学, 社会文化科学学域, 教授 (20405567)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: 国際裁判 / 司法的救済 / 大規模人権侵害 / 戦後補償

研究開始時の研究の概要

本研究は、国際裁判所等の救済方法を重大な人権侵害に着目して体系的に分析することで、国際法における司法的救済の性質と内容を明らかにするものである。本研究は、重大な人権侵害に視点を定めることにより、裁判機関と救済方法を体系的に比較実証分析する点に特徴がある。そして、本研究は、国家責任法の整序と裁判機能の把握をのみならず、国際・国内両面における訴訟実務の精緻化に資するものである。