事前合意制度の執行 先住民テリトリーにおける21世紀南北アメリカのダム建設

• 研究課題/領域番号: 24K04686
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分06010:政治学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 宮地 隆廣 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (80580745)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 南北アメリカ / 政治参加 / 先住民 / ＦＰＩＣ

研究開始時の研究の概要

先住民テリトリーにおける資源利用については、政府は先住民に対し、事前に十分な情報のもと、強制なく合意を得ることが求められる。これはFPICと称され、国際規範として認められている一方、先住民は各国の政治において影響力が乏しいことから、その執行が十分保証されていない。先行研究においては、執行が約束されないとされることが一般的だが、一部にそれが十分に守られている事例が確認されている。この研究では、21世紀に計画または推進された南北アメリカ大陸の先住民テリトリーでのダム建設を事例に、FPICが遵守される、あるいはされない条件を解明する。