研究課題/領域番号 |
24K04727
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分06010:政治学関連
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
小山 俊樹 帝京大学, 文学部, 教授 (90454503)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 近代日本政治 / 機密費 / 監査 / 公文書 / 陸軍 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、戦前期日本において他省庁に比し厖大な予算額を差配していた戦前陸軍の機密費制度をとりあげ、その運用と特徴を解明する。なぜ陸軍が膨大な機密費を手にして、これを政治的に活用することができたのか。日本陸軍における機密費制度の形成と変遷にかかわる政治過程を通史的に検討し、実証的な史料分析の手法を用いることで、この問いを解明することをめざす。さらに本事例の解明によって、なぜ機密費が必要とされ、どのように運用されたのか、公的資金の透明性確保や監査体制はいかにあるべきか、などの点における重要な示唆を得られるであろう。
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