研究課題/領域番号 |
24K04734
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分06020:国際関係論関連
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
城山 英巳 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (60897693)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2027年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 中国社会 / 中国政治 / メディア / 調査報道 / ジャーナリズム |
研究開始時の研究の概要 |
中国の習近平共産党総書記(国家主席)は2012年の就任後、調査報道への締め付けを強め、今や権力監視型の調査報道はほぼ消失した。社会の暗部を暴き、共産党体制の弊害や矛盾を問いかける調査報道が、国家・社会の安定にマイナスだと見なし、その結果、メディア統制により批判や異論を許さない政治社会構造を築き上げた。 本研究では、2003年~12年の「黄金の10年」に活躍した中国元調査報道記者らへのインタビューを通じ、改革と進歩への志を持ちながら挫折し、離職を余儀なくされた元調査報道記者らの「その後」を追跡。社会不正や制度矛盾、幹部腐敗を追及する調査報道がなくなった中国社会がどう変容したかを検証する。
|