1990年代の国際秩序変容とヨーロッパ国際関係の不安定化に関する史料実証的研究

• 研究課題/領域番号: 24K04769
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分06020:国際関係論関連
• 研究機関: 神奈川大学
• 研究代表者: 吉留 公太 神奈川大学, 経営学部, 教授 (00444125)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 国際政治史 / ヨーロッパ国際関係 / アメリカ政治外交史 / 北大西洋条約機構

研究開始時の研究の概要

本研究は1990年代のヨーロッパ国際関係の展開に焦点をあててて、「ポスト冷戦」秩序が動揺した要因を探ることを目的としている。この要因を探るために、米ロ・欧ロ関係だけではなく米欧関係の展開も勘案して分析を進めてゆく。とりわけ米欧関係については、北大西洋条約機構（NATO)の東方拡大の動きと旧ユーゴスラヴィア紛争の和平交渉に関する西側諸国間の緊張関係との連関に着目している。研究活動を進める上では、内外の研究動向を批判的に吸収するだけではなく、欧米諸国において入手可能な当時の公文書を通じて解明することを目指している。