脱炭素化の推進と政治的対立の国際政治経済学研究：政治的分極化する米国を事例として

• 研究課題/領域番号: 24K04771
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分06020:国際関係論関連
• 研究機関: 南山大学
• 研究代表者: 小尾 美千代 南山大学, 総合政策学部, 教授 (70316149)
• 研究分担者: 御代田 有希 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任研究員 (50979276)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 脱炭素化 / カーボンニュートラル / 分極化 / アメリカ / 国際政治経済学

研究開始時の研究の概要

気候変動対策として国際社会ではエネルギーの脱炭素化が追求されているが、地球温暖化は進んでいる。脱炭素化の推進に関する政治の役割をめぐっては対照的な見方が存在することから、本研究では、政治と市場の相互作用に注目する国際政治経済学の観点からこの点について解明することを目的としている。事例として、政治的分極化が先鋭化している一方で、大規模な気候変動対策の法律が制定された米国を取り上げ、気候変動と金融に関するグローバル・ガバナンスとの相互関係も視野に入れた分析を行う。