研究課題
基盤研究(C)
帝国としての歴史を持つ英国において、第二次世界大戦後から今日にいたるまで、国籍・入国管理政策の改革が続いている。植民地独立、欧州連合(以下、EU)への加盟と離脱を経て、歴代の英国政府は「英国人」の定義の「国民化」を目指してきた。本研究の概要は、国籍・入国管理政策の変遷を「成員」の国民化と「政治体」の脱植民地化の相克過程と捉え検証を行う研究である。