研究課題/領域番号 |
24K04779
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07010:理論経済学関連
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
熊野 太郎 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 准教授 (00700494)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | マーケットデザイン / マッチング理論 / 非集権的市場 / ゲーム理論 |
研究開始時の研究の概要 |
マッチング理論による制度設計の特徴は集権的制度の導入にある。それには強力な制度設計者(施行者)の存在が暗に仮定されている。しかし、現実にはそのような仮定を満たさない市場も多数存在する。そのような非集権的市場においては、企業には独自にマッチ機会を形成するインセンティブがあるので、マッチ機会が多数存在することになる。その結果、内定辞退などによる不効率や不平等が発生し、望ましいマッチングを達成できない。本研究は、非集権的なマッチング問題において(1)労働者と企業のインセンティブに基づいた市場形成の構造を明らかにし、(2)(最終的に)望ましいマッチングが達成される包括的な制度設計の可能性を模索する。
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