研究課題/領域番号 |
24K04803
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07020:経済学説および経済思想関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
江原 慶 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (20782022)
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研究分担者 |
結城 剛志 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (40552823)
シャワティー エドワード・マイケル 宮崎大学, 国際連携機構, 助教 (10827281)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 貨幣 / 脱成長 / マルクス / ケインズ / 地域通貨 |
研究開始時の研究の概要 |
環境危機の深化とともに、それに対応するための経済政策が喫緊の課題となってきている。そこで貨幣・金融政策が中心になることは少ない。しかし、持続可能な社会のために今すぐに貨幣システムを放棄するということはできない。したがって、エコロジー的な制約下で成立する貨幣システムを構想する必要がある。環境危機を踏まえた貨幣システムの構想は、少なくとも一世紀ほどの歴史をもつ。この系譜を貨幣学説史として検討し、貨幣システムとエコロジーを関連づけて論じる必要がある。本研究は、ポスト・ケインズ派、地域通貨派、マルクス派の3つのアプローチからこの「エコロジー貨幣論」の系譜を総合的に分析し、「脱成長貨幣論」を構想する。
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