研究課題/領域番号 |
24K04808
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07020:経済学説および経済思想関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
原 伸子 法政大学, その他部局等, 名誉教授 (00136417)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ジェンダー平等 / ケア / ラスボーン / 家族手当運動 / 福祉国家 |
研究開始時の研究の概要 |
20世紀初頭、リバプールの港湾労働者世帯や救貧法下にある寡婦世帯の貧困調査をおこなったエレノア・ラスボーンは、家族手当は家庭における女性の無償労働と子どもに対する手当であり、国家の責任のもとで支給すべきであるとした。 こうしてラスボーンによってはじめて明確に、ジェンダー平等と家庭における無償労働であるケア(育児)が結び付けられた。本研究の課題は、20世紀初頭のイギリスにおけるジェンダー平等をめぐるフェミニスト運動の思想を整理・検討して、二つのジェンダー平等を統一する道筋を探るとともに、現代におけるジェンダー平等とケアの関係についての示唆を導き出すことである。
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