研究課題/領域番号 |
24K04812
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07020:経済学説および経済思想関連
|
研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
井坂 友紀 富山大学, 学術研究部社会科学系, 准教授 (60583870)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | Michael Thomas Sadler / サドラー / 人口法則 / 権利論 / 救貧法 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,サドラー(Michael Thomas Sadler, 1780-1835)の経済思想の特徴とその思想史的意義を,彼の権利論を軸に検討するものである.サドラーはその主著『人口法則』等でマルサスの人口論を批判し,救貧政策の重要性を説いた.また彼は下院議員として様々な社会課題にコミットし,特に1833年工場法の制定において主導的役割を果たした.彼の経済思想のベースには,人々のもつ自然権,とりわけ貧しい者たちの生存権に関する議論があった.本研究はこうしたサドラーの経済思想の全体像を提示するとともに,彼の権利論の特徴を,同じく「権利の言葉」を用いた他の経済思想家との比較を通じて明らかにする.
|