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公共工事の品質に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 24K04834
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07040:経済政策関連
研究機関滋賀大学

研究代表者

石井 利江子  滋賀大学, 経済学系, 教授 (40456918)

研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2029-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2028年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード競争政策
研究開始時の研究の概要

公共工事においては工事品質の確保は重要な課題であるが、工事の深部などの見えない箇所における不適切な施工は、発注者が完成時に見抜くことが困難であり対処が難しい。しかしながら、工事品質に関する既存研究は、データの制約により発注者から見える工事品質に着目したものに限定されていた。
本研究は、地方自治体が実施した「施工が適正であるか否かについての全数調査」のデータを活用することにより、発注者からは見えない工事品質の分析に取り組み、公共工事における不良工事の発生メカニズムを多角的に明らかにすることを目的とする。それにより、不良工事の抑止のための政策立案に有用な知見を獲得することを目指す。

研究実績の概要

本年度は、研究計画に基づき、主に公共工事に関するデータの収集・加工および初期分析を進めた。具体的には、発注者が行う入札に関する情報(入札参加者、落札率、競争性指標等)と、工事の実施後に記録される品質に関する情報(完成検査結果等)を接合し、両者の関係性を分析可能な形式へと整備する作業を行った。これにより、モニタリング状況と品質との対応関係を数量的に検討するための基盤となるデータセットを構築した。
また、公共工事における品質管理や発注者の検査体制に関する制度的背景を把握するため、国土交通省や地方自治体が公表している関連資料・報告書などの公的情報を広く収集した。これらの文書の分析を通じて、モニタリング体制の実態に関する定性的知見も得られつつある。
現在は、構築したデータセットと用いて工事品質とモニタリング状況との関連性を把握するための基礎的な統計分析に着手している段階である。仮説の精緻化と今後のモデル構築に資する有意義な中間的知見も得られつつある。
研究は全体として、当初のスケジュールに沿っておおむね順調に進展しており、現時点では特段の遅延や障害は発生していない。今後もこの進捗を維持しつつ、より高度な分析フェーズへと研究を発展させていく予定である。

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

研究が概ね順調に進展している背景としては、当初の計画に基づき、公共工事に関する必要なデータ(入札データ、工事品質データ、工事業者データ)を複数の情報源から効率的に収集できたことが挙げられる。また、発注者側の体制に関する情報の整理や、工事品質との関連を捉えるための前処理作業が当初の想定通りに進行しており、初期的な分析も計画通り着手できている。これらにより、今後の本格的な分析に向けた基盤を着実に構築できていると評価できる。

今後の研究の推進方策

次年度は、今年度収集・整理したデータを活用し、品質低下の程度とモニタリング状況との因果関係を推定するための本格的な統計分析を実施する。具体的には、回帰分析や統計的因果推論手法の適用を検討しており、得られた結果に基づき、政策的含意についても考察を行う。最終的には、これらの成果を論文として取りまとめ、学術誌への投稿を目指す。

報告書

(1件)
  • 2024 実施状況報告書

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公開日: 2024-04-05   更新日: 2025-12-26  

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