研究課題
基盤研究(C)
企業の好業績、成長、生存には製品の品質と量的な生産性のどちらがどの程度重要か。本研究は、単一の製品を製造する企業が競争環境に応じて品質と生産性を変化させ各企業が成長・退出していく過程を、戦間期の日本の製糸業のデータで分析する。データから量的生産性が計測でき、さらに通常のデータにはない価格や品質指標がある。これにより、価格を品質の代理変数として用いたり構造を課して価格を推計したりすることの妥当性も検証する。