マークアップ推定法の再検討：製品多角化と企業結合との関係性分析への新たな応用

• 研究課題/領域番号: 24K04887
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分07040:経済政策関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 菊地 雄太 大阪大学, 社会経済研究所, 特任助教(常勤) (60782117)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: マークアップ推定 / 生産関数推定 / ノンパラメトリックバウンド / 費用最小化 / プロダクトイノベーション

研究開始時の研究の概要

企業の生産活動に関わるデータが利用可能な場合に、企業の市場支配力を推定する既存の経済学的手法の問題に対応するための方法を考案し、その捉えることのできる限界を定めることを目的とする。その際に、一般的な状況として、労働や原材料など、生産する際に同時決定される複数の投入が存在し、それらの間にどのような代替性があってもよく、さらにそれら生産要素市場において不完全競争を許す状況を想定する。実際のデータへの応用として、本計画で提案する方法を用い、企業の製品多角化、企業結合と市場支配力の関係性について実証研究を行う。