政策タイミングを内生化した部分提携の安定性と持続性に関する研究

• 研究課題/領域番号: 24K04888
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分07040:経済政策関連
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 山口 力 広島大学, 人間社会科学研究科(社), 教授 (60435047)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 部分提携 / 租税協調 / 環境協定

研究開始時の研究の概要

本研究では、環境経済学および租税競争の理論に関する先行研究を基にし、政策決定タイミングを明示的に考慮することで、安定的でかつ長期的にも持続的な部分提携の構造について、解析的な分析を可能とする理論モデルを構築し、部分協調の規模が提携そのものの安定性や持続性に及ぼす定性的効果について理論的に検証を行う。また、プレイヤーの異質性導入について、数値解析を駆使して理論モデルの頑健性を検証し、政策決定のタイミングを内生化した部分的提携理論の一般化を試みる。