研究課題
基盤研究(C)
令和 6 年度:資産価格の変動について1期間の多事前確率モデルによって曖昧性を表現した上で、意思決定モデルに不確実な確率をもつ期待効用モデルEUUPを用いて現実的な関数型とパラメータ設定をし、数値シミュレーションを行う。令和7 年度:上記のモデルを多期間に拡張し、各期での最適ポートフォリオを数値計算あるいは可能ならば解析的に求めてゆく。令和8,9年度:曖昧性下の意思決定モデルを、EUUP以外のものとした場合に、どのような違いが現れるのかについて明らかにし、可能であれば、既存のアノマリーを包括的に説明し得るモデルを明らかにする。