MSワラントによる資金調達と調達後のパフォーマンスに関する実証研究

• 研究課題/領域番号: 24K04960
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分07060:金融およびファイナンス関連
• 研究機関: 下関市立大学
• 研究代表者: 鶴沢 真 下関市立大学, 経済学部, 教授 (60988640)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: MSワラント / 情報の非対称性 / 資金調達制約 / エクイティ・ファイナンス

研究開始時の研究の概要

本研究で解決を目指すのは、事業化の初期段階や途上の企業のファイナンス問題である。わが国経済の長期停滞のなかで、生産性向上や新たな投資創出のためのイノベーションの必要性が強調され、社会課題の解決に取り組むベンチャー企業の育成が政策課題となっている。創薬やITベンチャー等で利用が増えているMSワラントによる資金調達に関する実証分析を行う。生産性の高いプロジェクトを持つベンチャー企業が、適時に必要な資金を新株発行によって資金調達できることは、企業の成長およびわが国経済の全体の発展に重要であり、ファイナンス手段としてのMSワラントが企業価値の向上に結び付くメカニズムを解明することが本研究の目的である。