戦前期における高学歴者の職業経歴と就業意識の分析

• 研究課題/領域番号: 24K04986
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分07070:経済史関連
• 研究機関: 神戸大学
• 研究代表者: 藤村 聡 神戸大学, 経済経営研究所, 准教授 (00346248)
• 研究分担者: 山藤 竜太郎 駒澤大学, 経営学部, 准教授 (00432055) ; 渡邊 勉 関西学院大学, 社会学部, 教授 (30261564)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 労働市場 / 職業履歴 / 高等教育 / 神戸高等商業学校 / 転職

研究開始時の研究の概要

本課題は戦前期労働市場の全体像を解明すべく、その一端として学卒者（高等教育修了者）の職業経歴に注目する。具体期には神戸高商（現在の神戸大学）を中心にしつつ東京高商や名古屋高工など旧制専門学校を題材に、毎年刊行された『学校一覧』から卒業生の職歴パネルデータを作成する。対象時期は明治末年から第２次世界大戦直前の昭和12（1937）年まで最大30年間、総数で３千名に達すると予測される。併せて『校友会誌』などから卒業生たちの就業意識を探りたい。本課題は経済史と社会学の研究者がチームを形成し、異なる領域の研究者の交流や協同を通じて、新たな問題意識や分析手法が生まれることを期待したい。