研究課題
基盤研究(C)
本研究は、職務設計など就労者が置かれた状況要因と彼/彼女らによるプロアクティブ行動の関係について再検討すること、中でも、就労者にとって好ましくない状況におけるプロアクティブさの発現について調査、および分析、考察することをめざすものである。プロアクティブ行動については、既に一定の蓄積がなされてきた。ところが、先行研究によってなされている実証分析の結果は、Bateman & Crant(1993)やCrant(2000)など初期の研究が想定していた内容からは些か乖離したように思われる。この違和感について検討することが、本研究の主眼である。