研究課題/領域番号 |
24K05031
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
永田 晃也 九州大学, 経済学研究院, 教授 (50303342)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | イノベーション・エコシステム / 専有可能性問題 / 産業横断的コミュニティ / オープン・イノベーション / 補完的資産 |
研究開始時の研究の概要 |
企業が自らの実現したイノベーションから利益を回収する際に伴う困難を「専有可能性問題」という。従来、この問題に対して、企業は特許などにより外部への利益の流出を防止する方法をとってきた。しかし、近年の産業組織の変化により、企業はイノベーション・エコシステムと呼ばれる産業横断的なコミュニティの一員としてのみイノベーションを実現できる状況に直面しており、利益を組織内部に囲い込む方法の効果は次第に原定的となっている。本研究課題は、日本企業における専有可能性問題の構造的な変容を実証的なデータに基づいて明らかにし、イノベーションの収益化に関する新たな経営課題と、その解決策を提示しようとするものである。
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