研究課題
基盤研究(C)
申請者は,M&Aの企業選定の際に,資産評価や事業採算性の評価と比較し,無形資産の評価が主観的な評価となりやすい状況に問題意識を持っている.特に,現在のM&A候補の選定においては,資産や事業性の評価が優先され,無形資産の評価という観点から十分に選定が行われているとは言い難い.そこで,本研究では“無形資産によるM&A候補の評価手法の開発”を行う.これによって,企業の持つ特許をはじめとした無形資産を客観的,網羅的に評価できるようになり,効果的な無形資産の活用を目的としたM&Aが促進されることが期待できる.