研究課題
基盤研究(C)
本研究は消費者による自己呈示行動がブランド評価に与える影響を検討するものである。先行研究では、自己呈示(自己表現)行動はブランド(消費)による自己呈示(自己表現)の必要性を低下させ、その後のブランド評価ならびに支払い可能金額・購買意向に負の影響を与えることが示唆されているが、自己呈示の機能(種類)や個人差の違いによるブランド評価への影響については検討されていない。よって、本研究では、自己呈示の機能(種類)ならびに個人差(セルフ(自己)・モニタリング傾向)(安藤1994)に着目し、こうした要因が自己呈示行動後のブランドの自己表現機能への評価や購買行動にどのような影響を与えるのかを検討する。