研究課題
基盤研究(C)
本研究では、日本企業によるサステナビリティ情報の開示と保証に焦点を当て、その実務の現状を明らかにするとともに、当該情報の開示と保証に対する影響要因を特定することを目的とする。具体的には、サステナビリティ情報の中でも、未だ開示実務が十分に成熟していない生物多様性に関連する情報を対象として、①情報開示の実態を明らかにし、各企業による開示を定量的に評価するための尺度を多面的に開発するとともに、②開発した尺度を用いて、開示情報(開示の有無および開示内容)に影響する要因を特定し、③当該情報に対して付される保証の諸属性(保証の有無、保証提供主体、保証水準)に影響する要因を特定する。