研究課題/領域番号 |
24K05243
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
関口 寛 同志社大学, 人文科学研究所, 教授 (20323909)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 感化救済事業 / 「包摂」と「排除」 / 社会事業 / 生政治 / マイノリティ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、20世紀初頭、様々なマイノリティを対象として日本政府が実施した社会改良政策である「感化救済事業」を取り上げ、その「包摂」と「排除」のポリティクスについて考察する。具体的には、1900~20年代の感化救済事業の開始と展開に即して、Ⅰ 当時の社会事業論に対する犯罪学、精神医学、優生学などの科学的〈知〉の影響、Ⅱ 草創期の社会事業施設とその周辺関係者のネットワークの意義・役割、Ⅲ 様々なマイノリティの「逸脱」を説明する知的枠組と社会的差別の全国への波及、を究明する。これにより近代の社会事業・社会福祉などの「救済」が有していた社会的差別との連関を解明する。
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