研究課題/領域番号 |
24K05246
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
金菱 清 関西学院大学, 社会学部, 教授 (90405895)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2028年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | トラウマ / 霊性 / 災害社会学 |
研究開始時の研究の概要 |
災害などでの人々の語りは、生きられた世界を合理的に把握するのに欠かせない。語りやインタビューは、当該社会において自明視される文化や規範を詳らかにする質的手法として開発され、不合理な行為の背後にある行為者の合理性理解が可能となる。この他者の合理性理解を首肯しつつも、東日本大震災を研究するなかで、申請者は語りの方法の再考に迫る事態にその都度直面した。行為とは別に当事者は現在なお懊悩しており、合理性を分析できる状況にない。 より深いオラリティという視点から、被災者の自己表出が困難である「語りえないもの/こと」の理解と克服に、理論的・実践的に取り組むことを目的とする。
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