研究課題
基盤研究(C)
本研究課題は、日本における非正規雇用政策が二重労働市場を解消しようとする試みなのか、それとも内部労働市場を重視しその補完的な存在としての非正規雇用を温存するものなのかという問いに取り組む。第一課題「非正規雇用政策がどのような道筋を辿ってきたか、なぜ政策転換が起きたか」では1980年代以降の政策の流れを分析し、第二の課題「現在における格差解消の取り組みはどのように進んでいるか」では企業・労働者インタビューを実施する。