| 研究課題/領域番号 |
24K05284
|
| 研究種目 |
基盤研究(C)
|
| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分08010:社会学関連
|
| 研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
二羽 泰子 静岡県立大学, 国際関係学部, 講師 (20802507)
|
| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
| 配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
| キーワード | カテゴリー化 / マイノリティ / 排除 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、社会においてマイノリティの排除が創出される仕組みを、既存のマイノリティカテゴリの枠にとらわれずに再検討し、不平等問題への新たなアプローチを示唆することである。具体的には、A. 排除をめぐるマイノリティの葛藤やジレンマのカテゴリ横断的な捉え直し、B. 排除をめぐる葛藤やジレンマが生起している文化と生起していない文化との比較、の2点の結果から、C. 社会においてマイノリティの排除をもたらすか否かを決定する要素は何かを考察する。
|
| 研究実績の概要 |
本研究の目的は、社会においてマイノリティの排除が創出される仕組みを、既存のマイノリティカテゴリの枠にとらわれずに再検討し、不平等問題への新たなアプローチを示唆することである。そのために、A. 排除をめぐるマイノリティの葛藤やジレンマのカテゴリ横断的な捉え直し、B. 排除をめぐる葛藤やジレンマが生起している文化と生起していない文化との比較、の2点を通して、「社会においてマイノリティの排除をもたらすか否かを決定する要素は何か」を考察していく。 今期は主にA. 排除をめぐるマイノリティの葛藤やジレンマのカテゴリ横断的な捉え直しと、B.のうち、排除をめぐる葛藤やジレンマが生起している文化に焦点を当てて研究を進めた。 A.については、教育分野における捉え直しを中心に整理・考察した。極めて排除的だとされている学校において生起するインクルーシブな文化は、その国の文化とは無関係に、多くの国で共通の要素がみられることが分かった。この成果はタンザニアで行われたインクルーシブ教育の学会で発表した。 また、B.については、排除をめぐる葛藤やジレンマが生起していない文化が、生起している文化の影響力の高まりによって否定され忌避されるケースが増えていることが分かった。このような社会情勢においては、B.で示した比較を難しくする可能性が高いことから、研究の枠組みの再検討を行った。葛藤やジレンマが生起していない文化の調査にあたって、影響力の強い文化、例えば西洋のカテゴリー化や当該国の主流の文化の当たり前の影響に関して、同時に調査を行う形に変更し、それらの先行研究を収集した。
|
| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の予定よりもフィールド調査が少なめであるが、資料調査や他のフィールドの事例を収集し、一定の研究成果が出てきている。
|
| 今後の研究の推進方策 |
調査先の責任者が変更になるなど、フィールド調査については今後も困難が予想される。したがって、現在中心的に調査に入っているタイだけではなく、フィリピンやセネガル等の他の可能性のあるフィールドにおいて、同様の調査を進められるように並行して準備しておく予定である。
|