研究課題
基盤研究(C)
本研究では、台湾有事に際して住民避難(疎開)が実施される可能性が高まっている、沖縄県の先島諸島(八重山列島・宮古列島)において、アジア太平洋戦争末期の(強制)疎開や軍務動員の経験、あるいは米軍占領下の経験が、いかなる記憶として想起され、有事のリアリティのなかで社会的にどのように機能しているのかについて、フィールドワークに基づくインタビュー調査・文献資料調査を実施するものである。