研究課題
基盤研究(C)
本研究では、地域住民と、精神障害や発達障害を抱える障害当事者との直接対話を定期開催することを通して、共生の場を地域に創り出す。その際に重視するのは、障害当事者と支援者とが対等な立場で場の企画・運営に携わる「共同創造」の理念である。直接対話企画の準備段階から、障害当事者、支援者が共同創造を行うことで、双方にどのような影響が生じるのか、探索的に明らかにしていくことを目的とする。また、イギリスやアジアとの共同創造の比較、検討を通して、日本における障害当事者と支援者との共同創造の特徴について示したい。そして、日本における地域共生社会の実現に資する具体的方策を生み出すことを目指す。