研究課題
基盤研究(C)
本研究は、これまでの外国人介護人材の受け入れ政策の関連性や、実行上の有効性と問題点を、①政策決定者の考え方、②受け入れ先である介護事業者の視点、③外国人介護人材自身の視点(キャリア形成経路)、④国内外の各種学校・養成機関の役割、⑤海外の送り出し機関と国内の監理団体等の取組みといった側面から分析を行う。分析の過程において、適正な受け入れとは何か、受け入れ企業にとってのメリットとデメリットとは何か、外国人材のキャリア形成とは何かなどを検討する。その上、外国人介護人材の適正な受け入れと定着に向けて、「循環型定着」できる多文化共生環境を創るためのwin-win体制の構築のあり方をまとめる。