協働ロボットを用いた世界初の非接触型オンライン糸形態AI検査システムの開発

• 研究課題/領域番号: 24K05540
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分08030:家政学および生活科学関連
• 研究機関: 福井工業高等専門学校
• 研究代表者: 金田 直人 福井工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (10507148)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 繊維機械 / 仮撚加工 / サージング / 糸形状 / AI

研究開始時の研究の概要

本研究では，衣服等の繊維製品に用いられる仮撚糸を対象とし，汎用仮撚加工機で容易に取付け可能な協働ロボットを駆使した非接触型オンライン糸形態AI検査システムを開発する．研究代表者は，これまで仮撚加工機における加工糸の糸品質（嵩高性・捲縮性）に影響を与える加撚領域の糸径路および糸張力，サージング（糸の不安定挙動）について調査してきた．ここでは，糸に撚りを付加する「ディスクユニット」内で発生するサージングについて，開発してきたオンライン糸形態検査システムと協働ロボットを用いて，1日24時間で常時加工中の糸形態を監視できるAI検査システムを開発し，サージングを抑制できる新ディスクユニットを提案する．