研究課題
基盤研究(C)
独居生活者の家庭内事故など(転倒などの有無)を把握するため,生活活動に伴って発生する音(生活音)の発生確率に着目し,因果推論を応用して,異常な状況を推定する異常検出方法(アルゴリズム)を検討する。広周波数帯域マイクロフォンで採集した生活音を周波数解析して抽出した特徴量を機械学習し,生活環境に応じた生活音の確率モデル化を検討する。それを用いて順次求まる生活音の発生確率から因果関係を推論して,異常の可能性を推定する異常検出システムの実現を目指す。