研究課題
基盤研究(C)
現代の食生活では栄養価、おいしさだけではなく、さらなる価値、機能性=三次機能を求める意識が高まり、食による健康維持と疾病予防によるQOL向上が期待されている。渋ガキ渋味成分タンニンの機能性研究は特に多いが、柿には渋ガキだけではなく甘ガキも存在する。しかし、それら果実間の機能性の違いを明確にした例はほとんどない。そこで本研究では、渋と甘果実の機能性の違いについて明らかにする。これにより、柿果実の機能性評価をより適切に行い、各々の柿果実の機能性を実態に即して活用することを目指す。