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占領下の三重県教育委員会おける地方教育行政に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 24K05644
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09010:教育学関連
研究機関皇學館大学

研究代表者

井上 兼一  皇學館大学, 教育学部, 准教授 (10440645)

研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード三重県教育委員会 / 教育行政 / 教育委員会公報 / 三重軍政部 / 教育委員会 / 占領期 / 三重県
研究開始時の研究の概要

本研究は、占領下の三重県教育委員会の施策とそれに伴う諸活動について、教育委員会議事録や教育員会公報、三重軍政部の月例報告書、地方新聞、当時の刊行物を用いて、多様な観点から実証的研究を行うものである。教育委員会の組織の変遷、学校の改革・整備の状況、社会教育・ナトコの実態、初等教育の実践の実態などを検証する。また地方新聞に掲載されている教育委員会や三重軍政部に関連する記事の整理を行う。資料の翻刻を適宜行い、解題をまとめる予定である。

研究実績の概要

本研究課題は、占領下の三重県教育委員会の施策とそれに伴う諸活動を探究するものである。これまでの研究活動で、先行研究で十分に論じられていないテーマや扱われていない資料があることが分かってきた。『三重県教育史』(全3巻)や『三重県史』が刊行されているが、その中では三重軍政部の「月例報告書」は十分に扱われていない。地方新聞には、軍政部担当官の見解や教育委員会の動向が報じられている。教育委員会に対しては、地域住民から教育改革に対する陳情が寄せられていたり、三重県教職員組合からも意見や要求が提示されたりしている。
当時の民主化政策の一環として、社会教育・成人教育に重点が置かれているが、それらについても不明なことが多い。各地の公民館において成人を対象とする講座が実施されているため、それらを調査する必要がある。教育委員会の施策や活動を後づけるためには、同委員会を取り巻く様々な関係性を繙きながら、多角的に検証しなければならない。基礎研究として、上記の動向を時系列に整理する必要がある。
令和6年度の研究実績については、研究代表者と研究協力者(3名)で手分けして、国立国会図書館、三重県立図書館、三重大学附属図書館、三重大学教育学部の資料室、三重県松阪市内の小学校、徳島県立文書館などを訪問した。占領文書・三重軍政部の月例報告書のほか、三重県教育委員会公報や当時に出版された刊行物、社会教育で使用されたCIE教育映画(ナトコ映画)の調査を行った。また新聞(地方版)に掲載された軍政部・教育委員会の新聞記事の調査に努めた。
収集した資料の筆耕作業、そしてデータ入力と整理を進めた。資料集を作成するために、各研究者が資料の検討と解題をまとめる作業を行った。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

令和6年度の研究活動について、基礎資料の収集作業を中心に取り組んだ。進捗状況については、事前に想定していた以上に時間を要している。三重軍政部および三重県教育委員会の動向を把握するために、三重軍政部の月例報告書、教育委員会公報、地方新聞(伊勢新聞、朝日新聞[三重版])の調査を行った。
国立国会図書館と三重県立図書館で資料の閲覧と複写作業などの研究活動を行うには、上記機関の開館日および開館時間の制約があり、足繁く通わなければならない。本務校業務などの事情により、思うように出張を行うことがむずかしかった。また多くの資料がマイクロ資料で所蔵されているため、マイクロリーダー画面上での確認や複写作業に多くの時間を要した。CIE教育映画(ナトコ映画)に関しては、三重県教育員会が使用していた題目を確認した後、徳島県立文書館に所蔵されている現物を視聴した。これに関しても、調査を継続しなくてはならない。
マイクロ資料を複写して紙媒体で入手している。収集した様々な資料についてはデータ入力を進めているが、この作業も遅れている状況にある。

今後の研究の推進方策

令和6年度の研究活動に関して、研究代表者と研究協力者は相互に検討して、資料解題をまとめるように努めてきた。年度末までに、各自が「三重県教育会の改組 ―三重県教職員聯盟―」、「カーリンガー著『民主主義の技術―議事進行の手引き 日本の団体のために―』―附録に注目して―」、「終戦直後の東黒部村国民学校(I)―向山忠夫旧蔵文書の紹介―」、「『三重県教育委員会公報』の目録(第 1 号-第 50 号)」 などの文章をまとめて、刊行の準備をしていた。年度末の編集と印刷作業が難しかったため、令和7年度中に資料集を刊行する予定である。
令和7年度は、前年度の作業を継続する。着手できていなかった三重軍政部関係資料および地方新聞記事の整理を進めていく予定である。

報告書

(1件)
  • 2024 実施状況報告書

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公開日: 2024-04-05   更新日: 2025-12-26  

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