研究課題/領域番号 |
24K05730
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 花園大学 |
研究代表者 |
松下 晴彦 花園大学, 文学部, 教授 (10199789)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | デューイ / プラグマティズム / ヘーゲル / 弁証法 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、デューイの思想形成の過程全体のなかにヘーゲル哲学の痕跡を辿ることにより、デューイ思想の中にヘーゲルの弁証法的な諸概念がどのように変換されていったかを辿り明らかにする。昨今の教育政策で言及される探究的な学びや協働性等は、デューイ哲学に由来するといわれる。その場合、デューイ思想の帰結が教育実践への示唆として取りあげられ、いかに実現できるかという順序で理解される。このようなぎこちない理解に対し、本研究では、デューイ教育論の主要概念の読解のためには、ヘーゲル的な有機体的、全体論的な解釈をデューイ思想の読解の軸に加えることにより、より根源的で包括的全体論的な理解が可能となることを示していく。
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