研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、日本語指導が必要な高校生に対する公正な評価と指導体制の在り方を提案することである。日本語指導を卒業単位として認定する「特別の教育課程」の編成が、2023年度から高校においても可能になった。小中学校では、約10年前の2014年度から日本語指導による「特別の教育課程」は位置づけられ、授業として組み込めるようになっていることから、中学から高校への進学を可能にする評価方法および中学・高校間での継続的な日本語指導の体制整備が、現場では求められている。そこで、本研究では、パイロット校を設定してテーマ別に調査・検証を行い、具体的な支援の在り方を取りまとめ、応用可能な指導体制を提案する。