本研究は、北海道の人的・物的資源の乏しい地域にあるへき地・小規模校(特に、極少規模校)における、特別の教科「道徳」の複式授業について、道徳性を養うべく「主体的・対話的で深い学び」を可能にする授業形態やICT活用を含めた授業モデルの開発及び、全教育活動通じた道徳教育の校内支援体制の構築を主眼に置く。へき地・小規模校における、道徳科の授業モデルと校内支援システムを取り入れることで効果的に児童の道徳性を養うことができることを検証する。なお、検証結果は大学における共通科目や、学校現場において展開される更なる授業改善及び、関係機関における関連研修講座や研究の充実改善につなげるべく、その有効性を発信する。
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