研究課題
基盤研究(C)
1年度目は、非目殺性自傷行為を行う生徒への支援経験のある教員を対象に「教員養成段階で扱うべき介入技術」について半構造化面接を行い、授業で取り上げるべき介入技術を検討し,授業案を策定する。2年度目は、策定した授業案にもとづいて授業を行い、受講した学生の非自殺性自傷行為に関わる指導の不安について、計量テキスト分析と半構造化面接により、この不安の要因について質的に明らかにする。3年度目は、得られた知見を踏まえ,学生の心理的問題を惹起しない指導上の工夫について考察し授業を再構成する。この授業を試行し、学生が非自殺性自傷行為の心理的課題を低減する介入技術の課題と教授者側の指導上の課題を明らかにする。